何回も繰り返し読みたい!!

こんばんは!

鵜飼いです☆

 

日々家計管理に励んでおりますが、

迷った時に繰り返し読む本があります。

それは・・・

  原田ひ香さんの

 『3千円の使い方』です!

家計管理と言ったら、この本!!

といっても過言ではないくらいの、

大大大ベストセラーです。

 

※ボロボロです。

 

U-NEXTでドラマも、一気に見てしまいました。

琴子役の中尾ミエさんが本当に素敵で、

生き方そのものも琴子っぽくて、

期待を裏切らなかったです。

 

そして、私が一番感情移入してしまうのも、

琴子(73歳)でした。

~七十三歳のハローワーク

という章では、

自分の人生を見ているようで、

涙を堪えながら読んでました笑。

 

読む毎に、新しい発見や、

自分の視点も変化している事に

気づき、とても勉強になります。

 

まだ読んでいない方は、是非是非、

読んでみてください。

家計管理の名著です!!

 

その中で私が、心打たれた言葉を

紹介したいと思います。

 

節約して1000万円貯めたのか?と

問う、安生(同じ園芸が趣味で知り合った

アラフォーの若者?)に、

 

~ そんな特別なことじゃないって。

  時代がよかったの ~

~ ちゃんとした、経済の成長といものが

  あったから、ここまで来られたのよ ~

~ そういう時代の助けがない、今の若い人は

  かわいそうだと思う ~

 

という言葉。

 

~ あの世に持っていけないから使いましょう、

  というのと、

  お金がどれだけあっても不安だから

  節約しなくちゃ、という相反した言葉が、

  同じ口から出てくるのが老人というものだ ~

 

今月で私は41歳になりましたが、

すごく身に染みる言葉でした。

 

また、家計簿について、

 

~ 戦時中も家計簿の出版はあったってこと ~

~ あの、(戦後の)混乱時期に、家計簿を

  つけようとした主婦、

  つまり、それが出来るだけの教養と

  意思があった主婦が戦後日本の復興を

  支えたのではないかと思うのよ ~

 

と述べた言葉。

 

どれも、とても芯をついた素晴らしい、

言葉だと感じました。

 

 

また、最後の解説も、

本当に素晴らしいのです。

谷垣美雨さんの、

「他人は他人、自分は自分」と、

 あなたは心の底から割り切れていますか?」

との題名で、

~ 途中で何度も立ち止まり、

 「他人は他人、自分は自分」と

  自分に言い聞かせることで、

  理不尽からくるやるせなさや嫉妬を

  吞み込んで、翌朝には本来の自分に

  立ち止まるー

  それを繰り返して人は生きていく

  のだと思います ~

 

と書かれています。

   ※中央公論新社 原田ひ香 3千円の使いかた

    から全て引用させて頂きました

 

この本はお金を通して、

家族との向き合い方を

私に教えてくれました。

これからも何かに悩んだ時に

私を叱咤激励してくれる本

であることに間違いありません!!